韓国の完成車最大手・現代自動車は27日、石油元売り大手のGSカルテックスと共同でソウル・江東に「H江東水素ステーション」を開設したと発表した。同社が営業する水素ステーションとしては、ソウル市内では汝矣島の「H国会水素ステーション」に次ぐ2カ所目、全国では8カ所目となる。
施設はGSカルテックスの液化石油ガス(LPG)スタンド内に設置され、午前8時から午後10時まで運営する。1日に70台以上の水素燃料電池車(FCV)を充塡(じゅうてん)できる。水素とLPGのほか、電気自動車(EV)の充電も可能だ。
現代自はFCVの普及に向け、2018年から水素ステーションの整備に力を入れている。現代自の関係者は「給油所事業で長い運営経験を持つGSカルテックスとの協業により、水素ステーションの経済性と安定性の向上が期待できる」とコメントした。
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