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伊勢丹、コロナ禍で1~6月期の赤字予想

シンガポール伊勢丹の2020年1~6月期決算は、最終損益が赤字となる見通しだ。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、シンガポール政府が職場・学校を閉鎖する措置「サーキットブレーカー」を導入したことで店舗閉鎖を余儀なくされていることが響くという。

シンガポール伊勢丹は、国内で5店舗を運営している。同社によると、1月末に春節(旧正月)が終わり消費者の購買意欲が下がったことに加え、同時期に新型コロナウイルスの国内最初の感染者が確認され、売り上げの減少が加速した。

さらに4月7日からサーキットブレーカーが始まったのに合わせて、中心部オーチャードにあるスコッツ店のスーパーマーケットを除く国内全店舗を閉鎖したことが、4月の業績に大きな打撃を与えた。5月も同様の状況が続くと見込んでいる。

スーパーマーケットを除く全店舗は、サーキットブレーカーが終了する6月1日まで閉鎖する予定だ。シンガポール政府の政策次第では閉鎖期間が長引く恐れもあるとみている。

サーキットブレーカーの終了後も、経済活動が完全に再開するには時間がかかるとみられることから、今後数カ月は売り上げへのマイナスの影響が続くと予想。小売市場全体の業況も悪化しており、1~6月期決算は赤字になると見込んでいる。

スコッツ店で進めている改装工事もサーキットブレーカーを受けて完成時期が遅れており、今年下期の業績に影響を与えるとみている。

売り上げ減の打撃を緩和する対策では、スコッツ店のスーパーマーケットやオンラインストアの販売強化を進めている。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 食品・飲料小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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