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中小パネルの凌巨、2Qに深セン工場を閉鎖

台湾の中小型パネルメーカー、凌巨科技(ジャイアントプラス)は4月29日に開いた董事会(取締役会)で、中国広東省の深セン工場を6月までに閉鎖することを決めた。グループの長期的な事業計画に沿う動きで、今後は江蘇省昆山工場と桃園市八徳工場に生産を移す。工商時報などが伝えた。

手元の受注は当面、在庫分で賄い、その後は八徳工場と昆山工場で対応する。

深セン工場では、主に車載向け液晶パネルモジュールを生産していた。しかし市場環境や顧客の変化を受け、深セン工場を運営する子会社の深セン旭茂光電技術の規模を徐々に縮小していた。

八徳工場には従来、第3~4世代の液晶パネルモジュールの後工程ラインを設置していたが、米中貿易摩擦を受け、2年前に前工程ラインを増設。パネルの一貫生産が可能となった。現在の月産能力は25万~35万枚で、今後は生産能力の増強も視野に入れる。

■下期に不透明感

凌巨の2020年第1四半期(1~3月)の連結売上高は前年同期比19.5%減の15億5,863万台湾元(約55億8,100万円)だった。新型コロナウイルス感染症のまん延で、昆山工場が2月中旬まで稼働を一時停止していたことが響いた。

今年は新型コロナウイルスにより、車載用パネルの出荷が落ち込むと予想しており、「下半期(7~12月)の見通しは不透明」と慎重な見方を示した。


関連国・地域: 中国台湾
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

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