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ASX、コロナ禍の増資に情報開示の新規制

新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で資金不足に陥ったオーストラリア企業による増資ラッシュが続く中、オーストラリア証券取引所(ASX)はこのほど、資金調達の透明性を高めるため、情報開示の新たな規制を導入した。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

ASXは1日、新型コロナの影響でキャッシュフロー不足に陥っている上場企業を救済するため、今年7月末までの一時的措置として、新株発行による調達額の上限を引き上げると発表。これまでは増資を行う上場企業が可能な新株発行は時価総額の最大15%までだったが、これを時価総額の25%までとした。

ASXが22日に発表した新規制では、一時的措置を活用する上場企業に対し、どの投資家がどれだけの株式を取得したかを正確に示すスプレッドシートを増資から5日以内にASXとオーストラリア証券投資委員会(ASIC)の両方に提出しなければならない。さらに、既存の株主が保有する株式の希薄化を防ぐために比例配分で株式を割り当てる最善の努力をしたことを証明する必要があるという。

ASICのコミッショナーのプライス氏は、上場企業が一時的措置を利用して資金を調達する際、「スピードだけでなく公平性」も考慮すべきだと指摘している。

■ASX、今月週間で初の下落

24日のオーストラリア株式市場は、主要指標S&P/ASX200指数が5242.6ポイントと、前日比4.5%(244.9ポイント)安で引けた。経済指標の悪化と、原油価格の暴落で大幅に圧迫され、741億豪ドル(約5兆861億円)の損失を計上し、週間では今月初めての下落となった。

投資家らは、新型コロナの感染拡大による経済的打撃が反映される見込みの企業決算に注目している。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融

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