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小売売上高、制限令影響で4月前半は6割減

マレーシア政府が、新型コロナウイルス抑え込みのため実施している活動制限令の影響で、小売業界が深刻な打撃を受けている。市場調査会社リテール・グループ・マレーシア(RGM)は14日、4月前半の小売業界の売上高が、前年同期比60.7%減少したとの試算を明らかにした。

RGMは、マレーシア小売業協会(MRA)加盟業者の一部を対象に1~4月の売り上げ状況に関する調査を実施した。1月の売上高は、新型コロナの影響が出始めた中国からの観光客減少と旧正月(春節)の販売が伸び悩んだことで、推定で13.8%減少。2月は20.1%減、活動制限令が出された3月は28.9%減とさらに落ち込んだ。第1四半期(1~3)の平均は前年同期比18.8%減だった。4月は第2週までで、6割以上のマイナスとなった。

全国の小売店(34万2,588店)のうち、活動制限令中に営業が認められた小売店は、食品や医薬品などの生活必需品を販売する12万5,261店(全体の36.6%)。活動制限令の発出後1週間の売上高は20.9%、2週間目は9.5%それぞれ増加した。

一方、それ以外の21万7,327店(全体の63.4%)は営業休止となり、73万2,000人以上の従業員が自宅待機の状態。活動制限令の期間中(3月18日から6週間)、各店舗の運営経費は増額143億1,000万リンギ(約3,580億円)、うち人件費は61億8,000万リンギに達するという。

RGMは今後の売上高について、第2四半期は前年同期比9.3%減、第3四半期は2.5%増、第4四半期は3.3%増と予測。通年では上半期の低迷が影響し、前年比5.5%減に落ち込むとの見通しを示した。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 医療・医薬品小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済社会・事件

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