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航空運賃払い戻し遅延、旅行会社が不満表明

マレーシア旅行業協会(MATTA)は8日、航空各社による運賃払い戻しが遅延していることに不満を表明した。搭乗を取り消した旅行者や旅行代理店に対する代金の払い戻しは最優先事項と強調している。

MATTAのシャズリ・アフアト・ガザリ副会長(空運担当)は声明で、「公的な融資が保証されている航空会社は、まずは顧客への返金を優先すべきだ」と主張。クレジットノート(返金を約束する証書)は経営破綻時に無価値となるため、現金による早急な払い戻しを要求した。

旅行代理店への適切な返金が行われない場合は、結果的に顧客にも損害を与えるため、法的な措置も視野に入れているという。

同副会長はまた、運輸省とマレーシア航空委員会(MAVCOM)が、航空各社の払い戻しが進まないことについて、沈黙姿勢を取っていることにも不満を示した。

一方、MAVCOMは同日に声明を出し、消費者の利益を保護するため、航空消費者保護規則(MACPC)に基づき、航空各社に可能な限り早く運賃を払い戻すよう命じたことを明らかにした。

MAVCOMは、航空各社が未曽有の経営危機に陥っている現状を鑑み、MACPCの規則を改定。「消費者からの苦情解決と返金までの期間」を従来の30日間から60日間に延長し、航空会社側にも救済措置を講じたと説明した。今年2月1日~9月30日に行われる返金請求に、新規則を適用する。

また、「運航便キャンセルによる補償」についても、原因となった新型コロナウイルスの感染拡大は航空会社の制御範囲を超えているとして、補償責任はないとの見方を示した。

MAVCOMによると、マレーシアでの搭乗キャンセル件数は現時点で約1,360万席。年間に運航する旅客座席全体の12.3%に相当するという。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 医療・医薬品運輸観光マクロ・統計・その他経済社会・事件

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