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コロナ解雇、ホワイトカラーの5割が懸念

中国のホワイトカラーの間で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるリストラへの危機感が広がっている。人材紹介サイト「智聯招聘」の調査によると、ホワイトカラー層の45.9%が「失業を懸念している」と回答。感染拡大に伴う業績の悪化を受けてリストラを実施する企業も出始めているようだ。

第一財経日報(電子版)、中国新聞社電などが伝えた。智聯招聘が1万3,000人のホワイトカラーを対象に実施した転職意向調査で明らかになった。

調査によると、実際に対象者の所属企業のうち24.3%でリストラの動きがあるという。

新型コロナの感染拡大が世界各地で続く中、経済への影響は長期化が予想される事態になってきた。海外での感染拡大が長引けば、輸出を主体とする製造業などの業績不振につながり、リストラがいっそう広がる懸念もある。

国務院(中央政府)は新型コロナウイルスによる雇用への影響を抑えるため、雇用安定に向けた施策を打ち出した。リストラを行わないまたは軽微な実施に抑えた中小零細企業には、前年に納めた失業保険料を全額還付するほか、6月末までの期間に建設事業に従事する農民工(出稼ぎ労働者)の賃金保証金の納付延期を認め、納付実績が良好な企業には納付自体を免除する。こうした施策によって、雇用を安定させると同時に企業の操業再開も後押しする狙いだ。

■約7割が「転職に影響」

中国では春節(旧正月)前ボーナスを受け取った後の3、4月が例年の転職シーズンだが、今年は新型コロナの影響で転職に保守的になる人も多いようだ。調査では対象者の66.2%が「新型コロナが転職活動に影響する」と回答。具体的な影響として「活動を控えめする」とした人は52.2%いたほか、「転職時に給与が下がる」は9.8%、「今の仕事を大切にする」は4.3%だった。一方、転職自体を「様子見の時期」とする人も26.6%おり、前年同期を7ポイント上回った。

一方、「影響はない」とした人は「企業の状況はそれぞれ」「新型コロナの影響は一時的」との楽観的な見方を示している。


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 自動車・二輪車電機医療・医薬品マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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