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3月のCPI0.54%低下、3年ぶりマイナス

タイ商務省は7日、2020年3月の消費者物価指数(CPI、422品目、15年=100、速報値)が101.82となり、前年同月比0.54%低下したと発表した。2017年6月以来、2年9カ月ぶりのマイナス。新型コロナウイルスの感染拡大の影響に加え、石油製品の価格下落を背景にエネルギー部門が11.14%低下したことが響いた。価格の変動幅が大きい生鮮食品とエネルギーを除いた、コアCPIは0.54%上昇した。

商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)によると、食品・飲料部門は前年同月比1.58%上昇した。米・粉製品は7.68%、調味料は2.76%、卵・乳製品は2.53%それぞれ上昇。卵など一部の食品は、干ばつや新型コロナの感染拡大に伴う買いだめの影響で価格が上昇した。

一方、果物・野菜は0.13%低下した。卵など一部を除く生鮮食品は、学校の休校や景気低迷を受けて需要が減退し、上昇率は2.46%と第1四半期(1~3月)で最低となった。非食品部門は1.74%低下。このうち唯一マイナスとなった運輸・通信は4.93%低下し、全体を押し下げた。

1~3月のCPI上昇率は0.41%、コアCPI上昇率は0.53%だった。TPSOは、新型コロナ感染症の影響や石油製品の価格下落が当面続くと見越し、20年通年の見通しを0.4~1.2%からマイナス1.0~マイナス0.2%に下方修正した。


関連国・地域: タイ
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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