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テイクオフ:一斉に逃げ惑う市民で現…

一斉に逃げ惑う市民で現場は修羅場と化していた。食糧支援を求め、1日にケソン市の庁舎を訪れた数十人。取り締まりに配置された警官ともみ合いになり、複数が取り押さえられた。地面に倒れる人や手錠をかけられる人が、投稿された動画に映し出されていた。

外出制限が課せられているため、複数人による「集会」は禁止されている。これを根拠に当局は鎮圧に動いた。市長の心情はどうだろう。あるメディア関係者は「市長よ、市民はあなたを必要としている」とつぶやいた。どちらに正義があるかは問題ではない。生活が困窮する不安に駆られれば、市民は行動するのだと訴えているように見えた。

食料はある、医療現場は改善している、完全な都市封鎖はフェイクニュースだ――。政府がいくら言葉で訴えても、実感できなければ不安はぬぐえない。新型コロナウイルスの影響は日常生活に色濃く表れている。(内)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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