インドネシアで地方自治体が相次いで人の移動を制限する動きを見せている。新型コロナウイルスの感染地域が拡大する中、地方政府が独自に管轄地域内で道路の封鎖や、感染者の発生地域から来た人に自主隔離を義務付ける措置を講じ始めた。中央政府はこれまで、ロックダウン(都市封鎖)を実施する権限は政府にあるとしてきたが、マフド調整相(政治・法務・治安担当)は27日、人の移動制限を自治体が決定できるようにするための「地域隔離」に関する政令を近く公布すると明らかにした。
インドネシアで地方自治体が相次いで人の移動を制限する動きを見せている。新型コロナウイルスの感染地域が拡大する中、地方政府が独自に管轄地域内で道路の封鎖や、感染者の発生地域から来た人に自主隔離を義務付ける措置を講じ始めた。中央政府はこれまで、ロックダウン(都市封鎖)を実施する権限は政府にあるとしてきたが、マフド調整相(政治・法務・治安担当)は27日、人の移動制限を自治体が決定できるようにするための「地域隔離」に関する政令を近く公布すると明らかにした。