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1Q成長率マイナス2.2%、11年ぶり低水準

シンガポールの貿易産業省が26日に発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP、推定値)成長率は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比マイナス2.2%となった。新型コロナウイルスの感染拡大の打撃を受けて、リーマンショック直後にマイナス7.7%となった09年1~3月期以来11年ぶりの低水準を記録。同省は20年通年の予想レンジをマイナス4.0~マイナス1.0%に下方修正した。エコノミストからも、通年のマイナス成長は避けられないとの見通しが相次いでいる。