シンガポールの移民局(ICA)は23日、新型コロナウイルスの感染対策の一環として、シンガポールに入国する全ての渡航者を対象に、27日午前9時から健康申告書の提出を義務付けると発表した。
対象者には、国民や永住権(PR)保持者、政府の規定で入国を認められた長期滞在ビザ保有者も含める。入国前にシンガポールの電子入国カード「SGアライバルカード」の専用サイト上で健康申告書の提出を義務付ける。
27日に入国する人が事前に準備できるよう、健康申告書は同日より前に専用サイトで提供を開始する。健康申告書の提出は入国日の3日前から受け付ける。
入国者の健康状態や渡航歴が変わった際には、健康申告書の再提出を求める。虚偽の申告をすれば、起訴する可能性もあるという。
入国前にサイト上で健康申告書を提出していない場合は、入国審査場で記入を求めるが、入国手続きには時間を要するという。
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