香港上場のビール生産・販売会社バドワイザー・ブリューイング・カンパニー・APAC(百威亜太控股)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1~2月の中国の売上高が前年同期と比べ約2億8,500万米ドル(約315億円)減少するとの見通しを明らかにした。
同社は、中国では今年1月最初の3週間は業績が好調に推移していたものの、その後は新型コロナウイルスの感染拡大による事業への影響が続いていると説明。バーやクラブはほとんど営業しておらず、飲食店の営業も制限を受けていると指摘した。
今後数カ月については、感染拡大の封じ込めや顧客が通常の営業をいつ再開するかに左右されるため、「全面的な影響を推し量るのは難しい」と説明した。
同社が27日発表した2019年12月期本決算は、純利益が前年比6.3%減の8億9,800万米ドルだった。売上高は1.8%増の65億4,600万米ドル。販売量は3%減った。韓国での競争激化に加え中国のバーやクラブで19年下半期(7~12月)の販売が軟調だったことが響いた。一方で、インドと東南アジアの販売量が強く伸び、減少を一定程度抑えた。
同社はビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ、ベルギー)のアジア太平洋部門。
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