国王が下院議員と個別面談、次期首相任命へ
マレーシア王室のファディル・シャムスディン長官は25日、国王が新首相を任命するため、25~26日に連邦議会下院(定数222)の全議員と面談すると発表した。マハティール暫定首相を除く下院議員221人が対象となる。マレーシアでは、国王が首相の任命権を持つが、このような手順を踏むのは初めて。マハティール氏の辞意表明は、超党派議員による大掛かりな多数派工作の動きが一因とみられ、各議員の意思を直接確認し、円滑な政権移行を図る。
マレーシア王室のファディル・シャムスディン長官は25日、国王が新首相を任命するため、25~26日に連邦議会下院(定数222)の全議員と面談すると発表した。マハティール暫定首相を除く下院議員221人が対象となる。マレーシアでは、国王が首相の任命権を持つが、このような手順を踏むのは初めて。マハティール氏の辞意表明は、超党派議員による大掛かりな多数派工作の動きが一因とみられ、各議員の意思を直接確認し、円滑な政権移行を図る。