フィリピン財閥大手アヤラ・コーポレーションの発電子会社ACエナジー・フィリピンは19日、西ネグロス州の太陽光発電所買収について、13日付でフィリピン競争委員会(PCC)から承認を得たと発表した。PCCは「買収が市場競争を妨げる恐れはない」と判断したという。
ACエナジーは昨年12月、同州サンカルロスの太陽光発電所(出力4万5,000キロワット)を運営するサンカルロス・ソーラー・エナジー(SACASOL)の株式70%を買収すると発表。官民ファンドのフィリピン・インベストメント・アライアンス・フォー・インフラストラクチャー(PINAI)から、27億7,200万ペソ(約61億800万円)で取得することを明らかにした。
PINAIには、オーストラリア系マッコーリー・インフラストラクチャー・ホールディングス・フィリピン、オランダ系ラングール・インベストメンツ・ホールディングス、フィリピン政府系の公務員保険機関(GSIS)が出資している。
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