NNA ASIA

中国への貿易依存がリスクに

新型肺炎、原料の輸入でも影響へ

新型コロナウイルスの流行によるアジア経済へのマイナス影響は、2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)を大幅に上回る見通しだ。ベトナムと中国の貿易総額は1,169億米ドル(約12兆8,000億円)を超え、輸出・輸入ともにベトナムにとって最大級の相手国。主要な輸出品の原材料の大部分を中国に依存しており、供給が滞る懸念もある。