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MOP台南が着工、22年初頭に開業予定

三井不動産は20日、台南市帰仁区でアウトレットモール「三井アウトレットパーク台南(MOP台南)」(仮称)を着工した。2022年初頭に第1期が開業する見通し。台湾のMOPとしては3カ所目で、三井不動産が台湾で手掛ける商業施設としては南部1カ所目となる。年間来客数は2,000万人を見込む。

建設用地は、台湾高速鉄路(台湾高鉄)台南駅と台湾鉄路(台鉄)沙崙駅に隣接する。敷地面積は約5万9,000平方メートル。2期に分けて、地上4階建ての建物を1棟ずつ建設する。

第1期は延べ床面積が約6万4,000平方メートルで、うち店舗面積は3万4,000平方メートル。約160店が出店する予定。第2期は23年の着工、25年の開業を見込む。延べ床面積約1万8,000平方メートルで、店舗面積は約1万平方メートル。約60店が入居する。

着工式には今月11日に行われた台湾総統選で副総統に当選した頼清徳前行政院長(首相)や、台湾交通部(交通省)の林佳龍部長(交通相)も訪れ、台湾南部の発展促進に期待を示した。

三井不動産によると、高雄と台南を含めた南部全体で用地を探していたが、交通アクセスや面積、周囲の経済状況などを総合的にみて今回の用地に決定した。南部には本格的なアウトレットが少なく、競合を意識する必要はないと判断しているという。

台南MOPは駅前に立地していることが既存MOPとの違いで、駅利用者のニーズも取り込む考えだ。

売上高目標は、「今後リーシングも進めながら精査して設定する」方針。足元の台湾経済は、安定していると評価し、特にアウトレットに影響する小売市場は好調とみている。

■ららぽーとを開発増へ

三井不動産は16年に新北市で「MOP林口」をオープン。18年には台中市で「MOP台中港」を開業した。

MOP以外では、台北市南港区で複合型大型ショッピングセンター(SC)「三井ショッピングパーク ららぽーと南港」(仮称)を22年に開業する計画。23年には台中市東区で「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」(仮称)を開業する予定だ。

今後の台湾事業は、アウトレットよりもららぽーとの開発が増えると想定している。

三井不動産は、台南市帰仁区で三井アウトレットパーク台南(仮称)を着工した。同社の大林修執行役員(左から4人目)、頼清徳次期副総統(同3人目)らが出席した=20日(NNA撮影)

三井不動産は、台南市帰仁区で三井アウトレットパーク台南(仮称)を着工した。同社の大林修執行役員(左から4人目)、頼清徳次期副総統(同3人目)らが出席した=20日(NNA撮影)


関連国・地域: 台湾日本
関連業種: 建設・不動産小売り・卸売り

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