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豪石炭大手の生産減、労働者不足と山火事で

オーストラリアの産炭大手ホワイトヘイブン・コールはこのほど、2019年第4四半期(10~12月)の原炭(ROM)生産量が312万4,000トンと前年同期比で58%減少したと発表した。同社最大の炭鉱であるニューサウスウェールズ(NSW)州モールス・クリークの生産量が熟練労働者不足と同炭鉱の近隣で発生した山火事の影響で同44%減の223万5,000トンと大きく落ち込んだ。17日付地元各紙が伝えた。

同社の20年度上半期(19年7~12月)の原炭生産量は前年同期比31%減の754万4,000トンで、このうちモールス・クリークは同33%減の419万7,000トンだった。

ホワイトヘイブンは昨年8月、シドニーやメルボルンのインフラ開発ブームを受け、同社のNSW州の探鉱では熟練労働者の確保が困難になっていると警告。先月には2020年度(19年7月~20年6月)の生産目標を2,200万~2,350万トンから2,000万~2,200万トンに下方修正。モールス・クリークの生産量見通しを当初の1,200万~1,250万トンから、1,000万~1,100万トンに引き下げていた。

フリン最高経営責任者(CEO)は、同社がこれまで熟練労働者を国内の他地域に過度に依存していたと指摘。雇用が難しくなった場合のために地元のガネダ盆地での雇用を増やし、職業訓練を施しておくべきだったと述べている。

ホワイトヘイブンは20年度の生産量見通しの2,000万~2,200万トンを維持。このうち1,000万~1,100万トンをモールス・クリークで生産する考えで、達成するためには下半期に記録的なペースで生産する必要がある。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 天然資源雇用・労務社会・事件

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