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秋田県産豚肉の輸出開始、ミートランド

ミートランドは秋田県産豚肉「桃豚」のシンガポール向け輸出を開始した(同社提供)

ミートランドは秋田県産豚肉「桃豚」のシンガポール向け輸出を開始した(同社提供)

JAグループで畜産加工業を手掛けるミートランド(秋田県鹿角市)は、秋田県産豚肉のシンガポールへの輸出を開始した。県産豚肉のシンガポール向け出荷は初めて。海外では香港に続き2カ国・地域目となる。

輸出するのは、養豚大手のポークランドグループ(秋田県小坂町)が生産する銘柄豚「十和田湖高原ポークSPF桃豚」だ。

ミートランドは昨年6月、シンガポール食品庁(SFA)から同国向けの輸出認定施設に指定された。初回分として、同年11月に肩ロース、バラ、ロースの計2.3トンを冷凍コンテナに詰めて東京から船便で送り、今月3日に現地の卸会社が荷受けした。今後は日系百貨店や日本食レストランに販売するという。

次回は2月上旬までに約1トンを出荷する予定。今年は計6トンの輸出を目指す。今後3年で年間15トンまで引き上げたい考えだ。

輸出開始にあたって、日本産食肉の販売を手掛けるJA全農ミートフーズ(東京都港区)や、輸出入業務を担うJA全農インターナショナル(東京都千代田区)が準備に協力した。

2017年に出荷を開始した香港では、19年4~11月に17トンを輸出。前年同期の約2倍に達した。富裕層を中心に「やわらかくておいしい」との声が寄せられて、評判は上々という。

シンガポールは高品質な日本産食材の需要が多い。香港と同様にレストランや百貨店で桃豚の強い需要があるとみている。

桃豚は、豚特有の病原菌を持たない「SPF豚」で抗生物質や薬品をほとんど使わずに育てられる。配合飼料の3割を日本産の飼料用米とするなど、安全・安心で高品質な豚肉として評価を得ている。

日本の財務省の統計では、日本からシンガポール向けの豚肉の輸出量は、16年度から毎年2~3割増加している。19年度は4~10月の7カ月間で8万2,544キログラムとなり、前年同期比で61%増加した。日本産豚肉の国・地域別の出荷先をみると、シンガポールは香港に次いで多く、伸び率はシンガポールがトップとなっている。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 食品・飲料マクロ・統計・その他経済

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