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NTT、3カ国間の海底ケーブル敷設

NTTグループの海外事業を統括するNTTリミテッドグループは、シンガポールとインド・ミャンマーを結ぶ海底ケーブルを敷設する。投資額は約4億米ドル(約434億円)。アジアで海底ケーブルを経由するデータ通信量が増加することを見込んだ戦略だ。

国際海底ケーブル事業を手掛けるシンガポールの合弁会社オリエント・リンクを通じて、シンガポールとミャンマーのヤンゴン、インドのムンバイ・チェンナイの4都市をつなぐ海底ケーブル「MIST」を今月に着工する。

アジアのデータ通信の中心地であるシンガポールを拠点に、海底ケーブルの需要拡大が見込まれる2カ国をつなぐ構想で、総延長距離は、将来的な拡張可能性を含めて約1万1,000キロメートル。2022年6月の運用開始を予定している。

毎秒400ギガビット(Gbps)の光波長多重伝送方式を採用。最大設計容量は毎秒240テラビット(Tbps)となる。毎秒240テラビットの通信では、1秒間に3,600時間分のハイビジョン映像を転送できる。

現地の通信会社を間に挟まずに、外資系企業が単独でインドとミャンマーで海底ケーブルを建設するのは今回が初めて。自然災害などでケーブルに不具合が生じた場合に遠隔で伝送ルートや容量を操作できるシステムを搭載する。

オリエント・リンクの取締役を務めるNTTリミテッドグループの宮崎一氏はNNAに対し、「インドやミャンマーは、アジアでもインターネット通信量の伸びが特に著しい」と説明。今後はシンガポールから、東南アジア他国に向けて海底ケーブルを敷設することも検討していると明らかにした。

NTTリミテッドグループは今年10月、官民ファンドの海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)、国際海底ケーブルの敷設保守運用を手掛けるマレーシアのWENキャピタルのシンガポール現地法人と、今年10月にオリエント・リンクを設立。資本金は1億1,900万米ドルで、NTTが42%出資している。


関連国・地域: ミャンマーシンガポールインド日本
関連業種: IT・通信

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