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KL中心の3Qオフィス賃料、4年ぶり上昇

英不動産サービス大手ナイトフランクは3日、マレーシア・クアラルンプール(KL)中心部の高級オフィス賃料が、2019年第3四半期(7~9月)は前期から2.1%上昇したと明らかにした。国際金融区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」に国内一の高層ビル「エクスチェンジ106」(全高492メートル)の低層部分などが開業し、全体の平均賃料を押し上げた。上昇は15年第2四半期(4~6月)以来、17期ぶり。