フィリピンの財閥ユチェンコ系の資源開発企業ペトロエナジー・リソーシズ(PERC)は19日、パラワン州のサンビンセンテ風力発電所事業の事業者として、エネルギー省から正式に選定されたと発表した。
PERCの再生可能エネルギー部門、ペトログリーン・エナジー(PGEC)が、まず事業化調査を進める。PGEC幹部は「環境にやさしい発電施設に対する州や地元自治体の強い支援もあり、投資を決定した」と説明した。
PGECは現在、バタンガス州のマイバララ地熱発電所(出力3万2,000キロワット=kW)、アクラン州のナバス第1風力発電所(3万6,000kW)、タルラック州のタルラック太陽光発電プロジェクト(7万kW)を手掛けている。
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