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豪炭鉱開発への融資に積極的=インド国営銀

インドの国営銀行最大手、インド・ステイト銀行(SBI)がこのほど、オーストラリアにおける新しい炭鉱開発に対して資金提供する準備があることを明らかにした。SBIは理由として、インド国内の電力需要が石炭火力発電に依存しているためと説明している。19日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

SBIの国際バンキング部門のディネシュ・カラ社長は、「オーストラリア国内の新規の炭鉱開発に対して融資を行う可能性はあるか」という報道機関からの質問に対し、「当然のことながら、すべてのプロジェクトを精査する準備がある」と述べ、「インドは一般炭への依存度が非常に高く、オーストラリアは石炭資源を有効に活用できる国だ」と話した。

オーストラリアからインド向けの石炭輸出額は年間約110億豪ドル(約8,107億円)に上り、インドが輸入する石炭の約4%を占めている。インドでは、発電量の7割以上を石炭火力発電が占めており、国際エネルギー機関(IEA)は先ごろ、石炭輸入国としてインドが2020年代半ばまでに中国を追い抜くとの見方を示していた。

オーストラリアでは、インドの複合企業アダニ・グループが計画するクイーンズランド州ガリリー盆地のカーマイケル炭鉱開発プロジェクトに対し、国内銀行が融資を拒んでいるが、アダニ・ポーツのアダニ最高経営責任者(CEO)は「国内銀行から融資を受けられないのは問題ではない」としており、アダニは自己資金でプロジェクトを進めている。


関連国・地域: オーストラリアインド
関連業種: 金融天然資源電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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