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テイクオフ:政府が地方自治体の首長…

政府が地方自治体の首長を議会が選ぶ間接選挙制に変更することを検討している。住民が選ぶ直接選挙は金権選挙になりやすく、汚職の温床となるというのが理由だという。

庶民派のジョコ・ウィドド大統領は住民の投票でソロ市長(中ジャワ州)に選ばれ政界入りした。間接選挙ならこういうタイプの大統領は誕生していないかもしれない。直接選挙は、国民主権という民主主義の果実。これを獲得するのに多くの血も流れたはずだ。

4月の総選挙で与党が大勝してからインドネシアの民主主義は迷走を始めた。汚職撲滅委員会(KPK)の弱体化につながる法改正、憲法改正の動きもふに落ちない。有力与党や軍の横やりに、大統領が萎縮しているとの印象さえ受ける。ジョコ大統領には、国民に選ばれたという自信を持って踏ん張ってもらいたい。「多様性の中の統一」という国是に向かって。(二)


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 政治

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