ダイキン工業は13日、オーストラリア事業50周年記念式典をシドニーのタウンホールで開催し、500人以上の関係者が来場した。ダイキンは2020年度を目標年度とする経営戦略計画で、アジア・オセアニア地域での事業拡大を重点施策として掲げている。
ダイキンは、1969年に空調販売の海外最初の拠点としてシドニーに進出して以来この50年間で、現地生産を開始するなど飛躍的に規模を拡大してきた。近年では倉庫やトレーニングセンターを備えたダイキンパークを設立したり、空調サービス・メンテナンスの地場企業エアマスターを買収している。
現在はオーストラリア市場で約600億円の売り上げを誇る。来年度はこれを約720億円(10億豪ドル)にまで拡大する方針だ。
スピーチした本社の井上礼之会長は「オーストラリアでエネルギー効率の高い空調機を投入するためにも、今後はR&D(研究開発)センターや、サービス・ソリューション事業を強化していきたい」などと話した。
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