• 印刷する

三菱電機が台湾70周年、eファクトリー強化

三菱電機は18日、台湾事業が今年で70周年となったことを記念する会見を開き、今後台湾事業では製造業者向けに提供する工場の自動化(FA)向けソリューション「eファクトリー(e―F@ctory)」を注力分野の一つとする考えを示した。台湾企業の回帰投資が進むことを商機と捉える。

国際本部長の松下聡常務執行役や、台湾代表を務める台湾三菱電機の花岡尚夫董事長兼総経理らが説明した。製造業をいかに強くするかが台湾の課題となる中、政府は製造業のスマート化の施策強化に乗り出そうとしており、三菱電機としてもeファクトリーなどを通じて支援していきたい方針だ。

eファクトリーは工場の機器や設備をモノのインターネット(IoT)でつなぎ、データを分析・活用することで、ものづくり全体を最適化させるソリューション。三菱電機は昨年、eファクトリーのアライアンスを台湾で立ち上げた。加盟する企業は現在95社で、2021年3月までに150社へと増やす目標。昨年はeファクトリーのデモラインを台中市に設置した。

国際購買事業にも力を入れる。サプライチェーンの分断を防ぐという観点から、品質の高い代替品を確保する上で、同事業としては台湾の製造業をこれまで以上に注目しているという。今後も台湾での購買量は増えるとみている。

回帰投資の増加に伴う電力需要の拡大を踏まえ、電力インフラ向けも強化に乗り出す。

三菱電機の台湾事業は1949年の水車発電機事業から開始。現在はグループ6社が昇降機などのビル事業、発電機などの重電事業、FA事業、空調家電事業、パワー半導体といった電子部品事業、国際購買事業などを展開する。域内には販売拠点26カ所、生産拠点6カ所、サービス拠点(倉庫含む)59カ所などを持つ。

三菱電機国際本部長の松下聡常務執行役(右)と台湾代表を務める台湾三菱電機の花岡尚夫董事長は、「eファクトリー」を台湾事業の注力分野の一つとする考えを示した=18日、台北(NNA撮影)

三菱電機国際本部長の松下聡常務執行役(右)と台湾代表を務める台湾三菱電機の花岡尚夫董事長は、「eファクトリー」を台湾事業の注力分野の一つとする考えを示した=18日、台北(NNA撮影)


関連国・地域: 台湾日本
関連業種: IT・通信電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

上場企業の3Q純利益、過去4番目の高水準(17:52)

「精密農業」の強化に着手 官民連盟発足、日本超え目指す(11/15)

華為締め出しか、表記巡りNCCが新方針(11/15)

鴻海、5年内に粗利益率10%目指す(11/15)

「1秒でも早く」、香港から多数学生が退避(11/15)

ASUS、スマート・IoTの新事業群設立(11/15)

「貿易摩擦恐れず」、広達董事長(11/15)

中華電信の来年賃上げ、最高5%に(11/15)

全家の少添加物商品、年間売り上げ50億元(11/15)

宝雅が桃園に倉庫、生活用品店を北部展開(11/15)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン