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新ナンバーが追い打ち、日本車の不買運動

韓国政府は9月1日から、新たに発行する自動車用ナンバープレートの数字を1桁増やした。自動車普及に伴う番号不足に対応する措置だが、これが皮肉にも日本車の不買運動に追い打ちをかけている。

日本製品の不買運動の本格化から約3カ月。意外にもソウルの街中では日本車をよく見かける。それに対し、韓国人は特別に意識していないようだ。「すでに所有済みのドライバーを批判してもしょうがない」との思いがあるのだろう。

ただ、新ナンバープレートを付けた日本車となれば視線は厳しくなる。番号が1桁多いということは、不買運動が根付いた9月以降に購入したことが明白だからだ。交流サイトなどでは「新ナンバーの日本車が駐車違反をしていれば即座に通報する」といった運動も起こっている。

韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、韓国での9月の日本車販売台数は1,103台と59.8%減少した。トヨタ(61.9%減)、ホンダ(82.2%減)、日産(87.2%減)が軒並み大幅減となった。

唯一、プラス成長したのはレクサス(469台、49.8%増)。ただ、比較対象の前年9月は翌月に新車投入を控え販売台数が極端に低かったため、今回の販売増加は素直に喜べない状況だ。

実際、ソウル郊外に住む会社員ユ・インゴルさん(36歳)は「レクサスを買うため貯金をしてきたが、ナンバーの問題もありBMWを購入することにした」と残念がる。

逆風が吹き荒れる日本車メーカー。意外な敵の出現で、苦悩は一段と深まりそうだ。【中村公】


関連国・地域: 韓国日本
関連業種: 自動車・二輪車社会・事件

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