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テイクオフ:10月に入ると、あいつ…

10月に入ると、あいつの笑い声が遠くから聞こえてくる。99年に入社し、マニラからロンドン、そしてバンコクに異動。さあこれからというときに、04年10月末の未明、一人あちらに旅立ってしまった。肺水腫による呼吸困難と診断された享年32歳の初代ベトナム版編集長。あれから15年が過ぎたが、あいつは白い歯を見せた青年のまま止まっている。

NNAは今年、創業30周年を迎えた。生者必滅とはいえ、数えると、退職者を含めて9人に先立たれている。創業社長やそのあとを継いだ2代目も、40、50代の若さで鬼籍に入った。生者には不可避の死が待ち構えるが、死者にはもはや死はない。永遠の生を生き続けるが、いまごろみんな、どのへんを旅しているのだろう。

ほろ酔いの秋の夜長の帰り道。さんずの川の対岸に向かって「バカ野郎、たまには戻ってこ~い!」と無言で叫んだ。(昭)


関連国・地域: 日本
関連業種: 社会・事件

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