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香港取引所、LSEの主要株主と直接交渉

香港取引所(HKEX)は、英ロンドン証券取引所(LSE)グループの主要株主との直接交渉に着手したもようだ。数週間内に複数の交渉の場を設けるとされ、取締役会の同意を得ないまま、既存株主から株式を買い集める敵対的買収に発展する可能性も出てきた。香港経済日報など17日付香港各紙が伝えた。

関係筋によると、株主は買収案を即座に跳ね返すよりも、取引内容をより深く理解することを希望しているという。LSEの上位20株主のうち、15の株主はHKEXの株主で、HKEXの買収提案に興味を持つLSE株主も一定程度存在するとみられている。

HKEXのロナルド・アーキュリー元会長は、LSEがHKEXに送り付けた買収拒絶の回答文書の中で、LSE株に対する評価額が低すぎる点を挙げていたことに触れ、「買収の扉はまだ完全に閉ざされていない」と述べた。

信報によると、HKEXは4年前からLSE買収の可能性に関する検討に着手。当初は英国が欧州連合(EU)を離脱した後の買収提案を計画していたが、英国のEU離脱交渉が暗礁に乗り上げた上に、LSEが金融データと取引プラットフォームを提供するリフィニティブの買収計画を発表したことで状況が変わった。

HKEXは、リフィニティブが優良資産でないとの自社判断を踏まえ、LSEの資産規模が大きくなる前の現段階で買収提案に踏み切ったとされる。

英国の上場規定によると、HKEXは10月9日までにLSEを買収するかあきらめるかの判断を下す必要がある。

LSEは13日、HKEXからの買収提案を拒否すると表明。ただHKEXは買収に向けた提案を続けていく方針を示していた。


関連国・地域: 香港欧州
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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