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豪IT業界、今後続々PE企の買収標的に

オーストラリアのIT(情報技術)企業の多くが、向こう数年でプライベートエクイティ(PE)企業の買収標的となりそうだ。オーストラリア証券取引所(ASX)のハイテク銘柄5社を指す「WAAAX」以外の割安株が過小評価されている状況だといい、投資家にとって魅力的な市場に成熟するとみられている。17日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

WAAAXは、過去1年でASXの主要指標S&P/ASX200指数に241.6ポイント貢献しており、株価は平均で51%上昇。一方、その他のハイテク株は同指数を79.8ポイント押し下げ、株価は1.7%下落している。

地場投資企業スフェリア・アセット・マネジメントのポートフォリオ・マネジャー、ブッカー氏は、今年7月に火ぶたを切った資産管理ソフトウエア企業GBSTホールディングスに対する買収合戦を例に挙げ、WAAAX以外のハイテク株に対する注目の転換は既に始まっていると話す。

同氏は、WAAAXばかりが注目されその他のIT企業がまだ置き去りにされている状況だと指摘。「今後PE企業は割安株により目を向けるだろう」と予想している。

WAAAXとは、物流企業向けソフトウエア開発企業ワイズテック・グローバル(Wisetech Global)、米人工知能(AI)向けデータ開発企業アッペン(Appen)、電子製品向けソフトウエア開発企業アルティウム(Altium)、「即購入、後払い」サービスを提供するオーストラリアのフィンテック(ITを活用した金融サービス)企業アフターペイ・タッチグループ(Afterpay Touch Group)、オンライン会計ソフトウエア企業ゼロ(Xero)の5社の頭文字をとったもの。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融IT・通信

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