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競争委、サンミゲルのホルシム買収を精査

フィリピン競争委員会(PCC)は7日、フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)によるセメント大手、スイス系ホルシム・フィリピン(HPI)の買収計画について、市場の寡占が進む懸念があるとして、本格的な調査の上で買収の可否を判断するとの方針を示した。9日付ビジネスワールドなどが伝えた。

PCCは声明で、8月22日まで実施した初期調査の結果として、◇SMCが複数のセメント子会社を通じて手広くセメント事業を展開していること◇ラモン・アン社長兼最高執行責任者(COO)がイーグル・セメントの筆頭株主で会長となっていること――などを指摘した。

今回の買収により、ルソン島の北西部と北東部、中部、首都圏、南部、およびミンダナオの北部と中部で、健全で自由な競争が阻害される恐れがあるとした。その上で、灰色セメントやクリンカー(焼塊)、生コンクリート、骨材などの値上がりを招きかねず、現段階では認可を見送ることを明らかにした。

今後、60日間の本格調査を実施し、カルテルのような反競争的行為が増える可能性も考慮した上で、買収の可否を判断する。

SMCは5月、セメント子会社のファースト・ストロングホールド・セメント・インダストリーズ(FSCI)を通じてHPIの株式の85.7%を取得し、子会社化する意向を示していた。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: その他製造マクロ・統計・その他経済

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