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香港保険仲介業者、マカオ開拓を強化か

香港で「逃亡犯条例」改正案に端を発した抗議活動が続く中、一部保険仲介業者(ブローカー)は、マカオ市場の開拓強化に乗り出すもようだ。7月以降、中国本土客による香港での投資型保険商品の購入が急減し、ブローカーを通じた販売への影響が拡大していることが背景にあるとみられる。

26日付信報が伝えた関係筋の話によると、ある保険仲介大手とブローカーは本土客向け保険商品の落ち込みをカバーする善後策の検討を急いでおり、ブローカーにマカオでの保険仲介事業免許を申請するよう提案している。香港訪問を避ける一部の本土客を取りこぼさず、契約に結び付けるのが狙いだ。

同筋は「(保険の)カバー範囲は香港とほぼ同じ。本土客からすれば、大差はないはずだ」と強調。こうした背景から「多くのブローカーがマカオ金融管理局(AMA)に事業免許を申請している」と話した。

あるブローカーは、7月の本土客向け売り上げは前月比で80%減となったと明らかにした上で、本土客が香港の社会情勢を懸念し、訪問を取りやめたことが主因だと説明した。

香港を拠点とする多くの保険会社は、既に香港とマカオの両方で事業を展開。AIAグループ(友邦保険控股)やFWDグループ(富衛集団)、フランス系のアクサ香港(AXA安盛)などはいずれも一部の商品をマカオで販売している。

一方で、ある業界関係者は、香港では法律、税制、管理・監督面など金融業を取り巻く仕組みが整っているが、マカオの保険業は(依然として)未成熟で、必ずしも大きな効果は得られないとの見方を示した。


関連国・地域: 中国香港マカオ
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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