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5カ月連続輸出減、通年で10年ぶり低水準も

シンガポールの輸出の低迷が続いている。シンガポール企業庁(エンタープライズ・シンガポール)が発表した7月の輸出額(NODX、石油と再輸出を除く)は前年同月比11%減の139億9,240万Sドル(約1兆710億円)となり、5カ月連続で2桁台のマイナスを記録した。最大の貿易相手国である中国経済の減速や米中貿易摩擦などが影響した。通年で10年ぶりの低水準になるとの見方が出ている。

全ての分野で2桁のマイナス成長にとどまった。電子製品の輸出額は前年同月比24%減の31億6,210万Sドル。うち比率が最も大きい集積回路(IC)は24%減少した。パソコン(PC)部品は13%減の2億5,070万Sドルとなり、前月からマイナス幅が2ポイント拡大した。

非電子製品は7%減の108億3.040万Sドルだった。医薬品が33%減と6月の11%減から下落幅が大幅に拡大した。

輸出先別では、上位10カ国・地域中、米国を除く全てで前年同月を下回った。うち5カ国・地域は2桁のマイナスとなった。

主要輸出先のうち、輸出額1位の中国は5%減。最も下げ幅が大きかったのは日本で、44%となった。6月の25%からさらに悪化した。

OCBC銀行のエコノミスト、セリーナ・リン氏は「2019年全体の輸出額は約1割減少し、09年以来の低水準になる」と予測。米中貿易摩擦のほか、日韓関係の悪化、香港のデモなどが影響すると指摘している。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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