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豪政府、高技術者年5000人の移民ビザ新設へ

オーストラリア連邦政府が13日、新たに高度技術者を対象とした独立技能移民ビザ枠「グローバル・タレント・インディペンデント・プログラム(GTIP)」を導入すると発表した。毎年5,000人まで、世界の有望な人材の永住権手続きを優先的に処理し、フィンテック(ITを活用した金融サービス)やアグリテック(ITを活用した農業サービス)、量子コンピューティングなど今後成長が見込まれる産業の強化につなげたい考えだ。13日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

コールマン移民相は、「永住権制度を通して外国人誘致を行うのは初めての試み。GTIPの目的は、高成長が見込まれる業界での国内企業の育成で、雇用創出にもつながる」と述べた。既存の年間移民受け入れ数上限の16万人のうち、7万人を占める技能ビザ枠内となる。同移民相によれば、通常の技能ビザ制度での永住権取得までには数カ月から長ければ数年かかるところ、新設ビザでは数週間で承認されるという。

内務省は、米スタンフォード大やマサチューセッツ工科大学(MIT)、英オックスフォード大などで経験のある研究者らの人材発掘と誘致のため、すでにベルリンにスタッフを派遣しており、続いてボストン、シンガポール、上海、ドバイにも派遣予定という。

GTIPは、政府が先週発表した、技術系の外国人の雇用を促進する、外国人向け雇用主指名技能ビザ(GTES)の導入に続く。GTESでは、科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学分野のスタートアップ企業は年間5人まで、年商400万豪ドル(約2億8,520万円)以上の企業は年間20人までスポンサー申請ができる。国内大手23社がこの枠を利用できる雇用主としてすでに政府と契約を結んでいる。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 農林・水産金融IT・通信マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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