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〔政治スポットライト〕豪中関係再び悪化?豪貿易相が中国訪問へ

オーストラリアのバーミンガム貿易相が8月第1週に、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の協議のため、中国を公式訪問する予定だ。中国で先ごろ拘束された中国系オーストラリア人の民主活動家、楊恒均(Yang Hengjun)氏の取り扱いをめぐって両国関係にさらに亀裂が生じており、オーストラリアのモリソン首相は関係改善に向け、年内に習近平国家主席との公式会談の場を持ちたい考えのようだ。22日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

バーミンガム貿易相が最後に中国を訪問したのは、昨年11月に上海で開催された中国国際輸入博覧会に参加したときだった。オーストラリアと中国の外交関係の悪化を背景に、昨年にオーストラリアの閣僚が中国を訪問したのはこのときが最初で、その後、ペイン外相が中国の王毅外相と北京で会談したほか、今年1月には当時のパイン国防相が中国を訪問していた。モリソン首相は今年11月半ばにチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などの機会を利用し、年内に習近平国家主席との公式会談を実現させたい考えという。

しかしここにきて、両国関係に水を差す事態が発生している。中国が先ごろ、国家機密に関する犯罪を犯した可能性があるとして楊恒均氏の身柄を拘束し、同氏による弁護士の利用を拒否していることが判明。ペイン外相は19日に、「オーストラリア政府は(中国の対応に)深く失望している」との声明を発表したが、中国の外務省はこれに対し、「オーストラリアは、中国側による法的な対応に介入すべきでない」と反論している。


関連国・地域: 中国オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

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