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格付け「Aマイナス」で据え置き、フィッチ

欧州系格付け大手フィッチ・レーティングスは18日、マレーシアの長期外貨建ておよびリンギ建て発行体デフォルト格付け(IDR)を投資適格級の「シングルAマイナス」、格付け見通しを「ステーブル(安定的)」で据え置いた。

フィッチは声明で、マレーシアの格付けについて「貿易基盤の多様化で中期的に堅調な経済成長が見込める一方、高い財政赤字のほか、脆弱(ぜいじゃく)な行政統治力など依然として構造的な問題があることとのバランスを反映した」と説明。ただし、構造的な問題については「政府が推進している透明性向上や大型汚職事件への対応によって緩やかながら向上していくとみられる」と付け加えた。

マレーシア経済の先行き見通しについては、「悪化しつつある外的要因の影響から経済成長率は減速するものの、それでも今年は4.4%、2020年は4.5%の経済成長率を達成できる」との見通しを示した。

個人消費は維持するほか、公共投資も、東海岸鉄道(ECRL)などの大型インフラ計画の再交渉成功から、向こう数年で改善していくと予測した。一方、民間投資については「海外直接投資(FDI)がここ数四半期は増加傾向だったものの、貿易と国内政治の先行きへの不安に直面する」として、不確定要素が多いと指摘した。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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