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アンコール遺跡修復に奮闘

上智大、当局は人材不足に直面

上智大学がカンボジアの世界遺産アンコール遺跡で修復作業に奮闘している。遺跡の中核をなすアンコール・ワットの修復作業は第2期に入り、2021年末ごろの完了を見込んでいる。一方、西参道を含め、世界遺産に登録されている約100の遺跡群全体の修復を巡っては、当局が資金や人材の不足に直面。国際的な支援が進む中、カンボジア人が自らの手で遺跡を修復する意味が問われている。