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海外送金の銀行手数料、「法外な高さ」批判

フィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)の銀行送金手数料が送金額の1割以上に達していることについて、ベルティス下院議員が「法外な高さ」と批判した。今年の銀行経由の送金額は前年比3%増の298億米ドル(約3兆2,350億円)となり、うち銀行の手数料が10.7%の32億米ドルに達する見込みだ。17日付マニラスタンダードなどが伝えた。

世界銀行によると、第1四半期(1~3月)の送金機関別の手数料は銀行が送金額の10.9%、郵便局が7.3%、ウエスタンユニオンなど民間の送金業者が6.1%、モバイル経由の送金業者が2.9%。

ベルティス議員は、「OFWからの送金はフィリピンに住む世帯の大きな収入源で、経済成長の原動力になっている」と指摘。銀行が手数料を半額に設定すれば、今年通年で約16億米ドルが世帯に還元されることになると述べ、銀行手数料の高さが世帯収入や経済成長の伸びを阻害していると批判した。

ベルティス議員によると、OFWの送金利用機関は銀行が全体の約85%と、圧倒的なシェアを占めているという。

世銀によれば、フィリピンの昨年の海外送金受領額は前年比3.1%増の338億2,700万米ドル。インド、中国、メキシコに次ぐ世界4位の規模だった。フィリピン中央銀行の統計では、18年の在外フィリピン人からの送金額(銀行経由のみ)は前年比3.1%増の289億4,300万米ドルだった。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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