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地場二輪配車アンカス、6月から試験運行

フィリピンの運輸省はこのほど、バイクの配車アプリを提供するアンカスが、6月上旬からマニラ首都圏とセブ都市圏(メトロセブ)で試験運行を行うことを承認したと発表した。バイクタクシーの合法化に向け、安全性と収益性を検証する。期間は半年間で、現在アンカスに登録している2万7,000人のライダーがサービスを提供する。

料金体系は、首都圏では乗車時から2キロメートルまでが50ペソ(約105円)で、7キロまでは1キロごとに10ペソ、7キロ以降は1キロごとに15ペソを加算する。メトロセブでは、1キロまでが20ペソ。8キロまでは1キロごとに16ペソ、8キロを超えると1キロごとに20ペソ加算する。需要が多い時間帯には、1.5倍の料金を設定する。

また、運輸省が発表した試験運行のガイドラインは、1日当たりの走行時間の上限を10時間と定めている。制限速度は時速60キロ。ライダーは保険の加入が必須で、ライダー、乗客ともに基準に適合したヘルメットの着用を義務付けた。

アンカスのアンジェリーン・タム最高経営責任者(CEO)は声明で、「試験走行により、合法化に向けた法案が議会を通過することを期待する」とコメントした。

運輸省はこれまで、道路交通法(共和国法第4136号)第7条により「二輪車は公共サービス用として登録できない」として、安全上の問題からバイクタクシーを認めない姿勢をとってきた。しかし、昨年12月にバイクタクシー合法化に向けた技術作業部会(TWG)を結成し、調整を進めている。道路交通法の改正案は今年2月に下院を通過した。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 自動車・二輪車運輸IT・通信サービスマクロ・統計・その他経済

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