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東ガス参画のLNG基地、今月末に着工式

フィリピンのロペス財閥系発電大手ファースト・ジェンは、東京ガスとの合弁で計画する、バタンガス州の液化天然ガス(LNG)輸入基地の着工式を、今月末に実施すると明らかにした。最終投資決定(FID)に至っておらず、設計・調達・建設(EPC)の発注先は決まっていないものの、EPCに向け準備を進めていく。

地元各紙によると、ファースト・ジェンのフランシス・プノ社長が先週、年次株主総会後の記者会見で明らかにした。同社が運営する発電所にガスを供給するマランパヤ天然ガス田の現行契約が2024年に満了となるため、それまでにLNG輸入基地を完工したい考え。全体の工期は4年とみている。

同社長は「東京ガスに続く、同事業への企業の参画を決め、年末か来年初頭までにFIDをしたい」と述べた。2社以上の企業と協議中で、新たな企業が参画する場合、同事業への同社の出資比率を50~51%に下げる用意があるという。ファースト・ジェンと東京ガスは昨年12月、LNG輸入基地の建設・運営に向けた共同開発契約を締結し、ファースト・ジェンが80%、東京ガスが20%を事業に出資する予定となっている。

プノ氏はまた、EPCの発注先を日揮と米エンジニアリング大手フルーアを候補に絞ったことも明らかにした。

東京ガスの広報担当者はNNAに対し、EPC契約前の先行工事を実施することは2社の合意事項と指摘。ただ、主要な工事はFID以降に実行すると説明した。「FIDの時期についてはファースト・ジェンと協議中」とし、プノ社長の発言に対するコメントは控えた。

ファースト・ジェンと東京ガスは、投資額などを公表していないが、エネルギー省によれば、両社は年間526万トン規模のLNG受入施設を計画している。地元各紙は、総投資額が10億米ドル(約1,100億円)規模と報じている。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 建設・不動産天然資源マクロ・統計・その他経済

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