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仮設足場ダイサン、3社買収で初の海外進出

建設現場の仮設足場を手掛けるダイサン(大阪市)は22日、シンガポールの同業ミラドール(Mirador)ビルディング・コントラクター(MBC)と関連会社の計3社を子会社化すると発表した。同社にとって初の海外進出となる。取得額は17億4,500万円。

まずMBCの株式80%と、MBCの関連会社ゴールデン・ライト・ハウス・エンジニアリング、PM&Iの2社の株式100%をそれぞれ取得する。株式譲渡は5月を予定。MBCの残る20%の株式は、向こう3年で3回に分けて取得する計画だ。

3社はシンガポールでプラントのメンテナンス向けに足場工事、熱絶縁工事、電気工事などを展開。外国人施工スタッフ計600人余りを雇用している。最新の決算の売上高は、3社合計で1,848万Sドル(約15億円)だった。

ダイサンはこれまで日本国内で住宅建設現場向けの足場をメインに事業を展開。最新の中期経営計画(18~20年度)では、5つの重点戦略の一つとして「新たな市場への挑戦」を掲げ、海外市場への展開とインフラ建設現場の市場開拓を進めている。

ダイサン経営企画室の多留健二室長はNNAに対し、「ミラドールはインフラ建設現場の足場工事を行っており、海外市場とインフラ市場の両方を開拓するにあたって適任な企業だった」と説明。安全性を重視し、企業統治の基盤があることも決め手になったと付け加えた。

多留氏によると、ダイサンは東南アジア諸国連合(ASEAN)の他国にも進出したい考え。現在はASEANを中心に海外技能実習生を受け入れている。同地域で事業を拡大し、帰国後の実習生の活躍の場を創出する狙いもある。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 建設・不動産

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