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テイクオフ:外国人女性が話す少しお…

外国人女性が話す少しおぼつかない日本語は、かわいい。本人たちは、そんな風に思われたくない、もっと流ちょうにしゃべりたい――そう思っているに違いないが、長く暮らした中華圏でそんな日本語を耳にするたびに、きゅんとしていた。

「中国語をしゃべるとき、ぶりっ子してない?」と、そういえば私も指摘されたことがあった。優しく接してもらうために柔らかい口調を心掛けているので、計算していないといえばウソになる。私の中国語にときめいてくれた中国人男性も、もしかするといただろうか。

インドに来てからはそんな経験をすることがなかったが、グルガオンの韓国系スーパーで、その瞬間はふいにやってきた。インド人の男性店員が葉もの野菜を指さして言ったのだ。「コマチュナ」と。ずるいよ。おかげで買うつもりではなかった小松菜を、かごに入れてしまったではないか。(天)


関連国・地域: インド
関連業種: 社会・事件

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