タイ空港公社(AOT)は、春節(旧正月)の休暇中にタイの主要6空港を利用する旅行者が、前年の旧正月休暇に比べて4%増の593万人に上る見通しだと明らかにした。1日付バンコクポストが報じた。
AOTのニティナイ社長によると、1月30日~2月11日の6空港における運航便数は、前年同期比7.2%増の3万5,000便に上る見通しで、チャーター便は800便運航する。
空港別の見通しでは、スワンナプーム国際空港の利用者が、3.6%増の263万人で、ドンムアン空港が4.3%増の161万人。北部チェンマイ空港は9.4%増の50万人で、南部のプーケット空港は4.1%増の92万人などと予測した。
運航便数は、スワンナプーム国際空港が9%増の1万4,800便、チェンマイ空港が13.6%増の3,300便、プーケット空港が0.3%増の4,800便などとなる見通し。
中国のオンライン旅行大手、携程旅行網(シートリップ)の調査では、タイは旧正月の休暇中の旅行先として最も人気だという。タイ国政府観光庁(TAT)によると、4~10日にタイを訪れる外国人旅行者は、前年の旧正月休暇に比べて8%増の103万人に上り、観光収入は11.5%増の240億バーツ(約835億円)と見込まれる。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。