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三井住友建設、南北鉄道工事を539億円で受注

三井住友建設は28日、フィリピン政府が円借款を充てて整備する南北通勤鉄道(マニラ市トゥトゥバン―ブラカン州マロロス、総延長38キロメートル)のうち、北側14キロの高架橋建設工事を受注したと発表した。工事にはマロロス駅など3カ所の駅舎も含まれ、受注額は約539億円。工期は3年6カ月。準備が整い次第、着工する。

同国の運輸省と、マニラで23日に契約を締結した。同社の広報担当者によると、フィリピンの政府開発援助(ODA)案件では、これまでに橋脚高が75メートルと同国最高のアガス・アガス橋(南レイテ州)建設など橋5案件などの受注実績があるが、鉄道は初めてという。

南北通勤鉄道の整備には、2,419億9,100万円の円借款が充てられる。7カ所の駅舎と車両基地を含む南側24キロの高架橋建設工事はこれから発注される。日本の技術や資機材の活用を目指す本邦技術活用条件(STEP)案件のため、運輸省は高架橋工事に加え、車両と鉄道システムについても日本企業と主契約を結ぶ。設計監理は、オリエンタルコンサルタンツグローバル(東京都新宿区)を幹事とする共同企業体(JV)が請け負っている。

フィリピン政府は、南北通勤鉄道を現政権の任期満了となる2022年6月までに開通することを目指している。国際協力機構(JICA)は先に、フィリピン政府と、南北通勤鉄道の延伸事業に対するフェーズ1の円借款貸付契約(1,671億9,900万円)を締結。延伸を合わせれば、総延長150キロ弱を整備する。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 建設・不動産運輸マクロ・統計・その他経済

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