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豪住宅市場、売れ残り物件増で相対売買拡大

オーストラリアのシドニーやメルボルンで住宅価格が下落する中、住宅売買市場では双方の合意によって契約を結ぶ相対売買の件数が拡大しているようだ。今月に入りオークションによる売買件数が減少する一方で、住宅購入希望者の間で、昨年末に売れ残った物件を相対売買で安く購入しようとする動きが出ている。21日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

不動産情報サイトの「realestate.com.au」によると、ニューサウスウェールズ州で1月第3週に実施された住宅オークションの件数はわずか8件だったのに対し、相対売買の件数は約800件に上った。ビクトリア州でも、オークション件数は32件と少なく、相対売買数は700件だった。

シドニーの不動産仲介業者ブレシック・ウィットニーのウィットニー役員は相対売買が増えている理由について、「昨年末の時点で売れ残っていた物件数は、これまで経験したことがないほど多かった」と述べ、売れ残り物件を安く購入しようとする傾向が強まったと分析。通常は2~3月まで売り物件は増えないが、市場のさらなる軟化が見込まれる中、住宅の売却を早める住宅所有者が増えているという。

不動産サイトのドメインによると、売り物件の売却までに要する日数は、昨年12月末の時点で一戸建てが約70日、集合住宅が71日となり、1年前の44日と54日から大幅に伸びた。メルボルンでは、集合住宅の売却に要する日数は1年前の80日から70日に改善したが、一戸建ては1年前の41日から52日に伸びている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 建設・不動産マクロ・統計・その他経済

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