タイの大手財閥TCCグループの総合商社バーリ・ユッカー(BJC)は、傘下のBJCメガ・マーケット(BJMM)を通じ、北部チェンマイ拠点のコーヒーチェーン、ワウィーコーヒーを買収したと発表した。18日付プーチャッカーンが報じた。
タイ国内では向こう3~5年で約20億バーツ(約69億円)を投じ、計1,000店を展開する。現在の店舗数はチェンマイを中心に約20店舗。来年はロゴやブランドイメージを刷新して80店を増設し、計100店とする。
店舗は売り場面積100平方メートル超の旗艦店、40~80平方メートルの中型店、20平方メートルの小型店を用意。小型店を中心に増設する。コーヒーの販売価格は米系スターバックスより30%ほど安い水準に設定。傘下のハイパーマーケット(大型小売店)「ビッグC」のラチャダムリ店に旗艦店を設置した。
海外では来年にBJCが事業を展開しているラオスとカンボジアで出店を開始する。ラオスのコンビニエンスストア「Мポイント・マート」などに出店し、両国で年商1億~2億バーツを目指す。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。