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【スペシャルリポート】第23回釜山国際映画祭

「正常化と跳躍の元年」の裏で騒動も
アジアを代表する国際映画祭「第23回釜山国際映画祭」が10月4日から13日まで、韓国・釜山で開催された。2014年以降、映画団体のボイコットが続いていたが、今年はすべての団体が復帰。減額されたままだった行政側の支援金も、以前の水準に戻り、「今年を映画祭の正常化と跳躍の元年にする」とうたい開催された。音楽家の坂本龍一が「アジア映画人賞」を受賞するなど、明るい話題がある一方、旭日旗をめぐる騒動が起き、波紋を呼んだ。(文・写真=NNA東京編集部 古林由香)