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来年発売の日産リーフ、豪で新たな電力源に

日産自動車の新型電気自動車(EV)「リーフ(LEAF)」が、来年中旬までにオーストラリア市場へ投入される見込みだ。同車種は、蓄電池を家庭内の発電システムの一部とすることで、充電と放電を行う双方向の電力交換が可能となっている。シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。

ニューサウスウェールズ大学(UNSW)の研究機関であるエネルギー・環境市場センター(CEEM)は、EV利用者が一斉に充電を行った場合、電力の大量消費を招く恐れがあるものの、EVの蓄電技術が急速に発展していることから、特に電力需要のピーク時には「EVが新たな電力源となる可能性を持っている」と指摘。リーフの駆動用バッテリー容量が40キロワット時(kWh)、一般家庭の平均的な電力消費量が1日当たり20kWhであることを考慮すると、リーフのバッテリーから一般家庭2日分の電力を供給できる計算になると述べた。

また、現代自動車が販売するスポーツタイプ多目的車(SUV)「コナ」のEVモデル「コナ・エレクトリック」では、駆動用バッテリー容量が64kWhとなっていることから、より長時間の電力供給が可能となっている。

調査会社ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)は、新車販売台数に占めるEVの割合が2040年までに約40%に達すると予想。EVによる発電容量は350ギガワット時(GWh)のキャパシティーを持つとし、これは電力公社スノーウィー・ハイドロがニューサウスウェールズ州で計画する水力発電所の拡張プロジェクト「スノーウィー2.0」による発電量に匹敵すると述べた。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 自動車・二輪車電力・ガス・水道

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