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テイクオフ:朝、MRT(地下鉄・高…

朝、MRT(地下鉄・高架鉄道)駅の改札をくぐると、どこからかピアノの調べが聞こえてきた。環境音楽といった感じの曲調で、特に耳をそばだてるでもないが、心なしかラッシュ時の慌ただしい雰囲気が和らぐ気がした。

実はこれ、シンガポールの公共交通運営大手SMRTが9月から一部の駅で通勤ストレス軽減に試験導入していたもの。今後、導入駅を広げていく計画で、このほど自宅の最寄り駅などにも取り入れられたらしい。日本の通勤ラッシュと比べれば混雑はさほどひどくないとはいえ、やはりストレスはある。試験導入では効果を疑う声も聞かれたものの、おおむね好評だったようだ。

日本では、多くの駅で発車時のベルの代わりに楽曲のメロディーが流れるようになって久しい。音楽が人の心にもたらす効用は科学的にも証明されている。生活の中で、もっと有効に活用されることを期待したい。(墺)


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 運輸社会・事件

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