【プロの眼】本物の英語力が伸ばせる インター校で学ぶメリット
グローバル教育のプロ 森山正明(第4回)
今回は、インターナショナル・スクール(インター校)で学ぶメリット&デメリットについて紹介します。インター校といえば、やはり最大のメリットは「本物の英語力が伸ばせる」という点です。日本では大学入試改革における英語教育重視(グローバル化)の流れに沿うかたちで、英語での入試や、英語での授業を導入している学校や学部が増えています。有名どころの私立大学では慶応義塾大学や早稲田大学、上智大学、青山学院大学、ICU(国際基督大学)、APU(立命館アジア太平洋大学)など、国公立では九州大学、一橋大学、AIU(国際教養大学)などで、英語の授業を導入する大学は今後いっそう増えるでしょう。
また前号で触れたとおり、知識偏重ではなく、「思考力・判断力・表現力」が問われる時代を想定し、英語に「小論文&プレゼンテーション」を加えたセット入試が最近のトレンドとなっています。